非売品
音楽はロック世代なのだが、大学入試でバンド活動を止めて、71年に大学に入学してからは、ジミ・ヘンもジャニス・ジョプリンも死に、レッド・ツェッペリンもシカゴも勢いがなくなり(それでも71年のツェッペリンの武道館には行きました)、徐々にロックから離れて、ジャズを聴くようになる。ジャズ喫茶に出入りしては大音量でジャズを聴く毎日だった。植草甚一ではないが、古本屋に行った帰りにジャズ喫茶でコーヒーを飲むという日々が続いた(今思うとちょっと恥ずかしい)。
ただ、ジャズはピアノと管楽器ばかり聴いていて、ギターは、高校時代に愛聴したウェス・モンゴメリーの「ア・デイ・イン・ザ・ライフ」を例外として、あまり聴かなかったのだが、やがて、フュージョンの隆盛とともにラリー・カールトンやリー・リトナーから逆に辿っていって、ケニー・バレル、タル・ファローそして何といってもグラント・グリーンにはまる。
張りのあるアーチドトップの音はたまらない。至上の音質である。
リュート系の楽器のように空洞の胴体をもつ楽器が好きなのだ。もちろん出音が大事なのだが、楽器の内部に音を溜め込むイメージは美しい。ただ、トーンをしぼったもこもこジャズギターは苦手で、ぴんと張りつめたホロウボディの鳴りに強く惹かれている。
フルアコースティックボディ
スプルーストップ
メープルトップ&サイド(フレイム)
紫檀をメープルで挟んだ3ピーススルーネック
648mmスケール
1ピックアップ(1ボリューム、1トーンコントロール)
ネック幅:0f(ナット)43mm
16f(ジョイント)56.5mm
ネック厚:1f 21.5mm, 10f 25mm
ネックシェイプはC型とV型の中間
Pickup:Saymour Duncan SH-55n Seth Lover Neck
ネックは太めが好きなのだが、このアーチドトップには太いフラットワンドの弦を張る予定なので、弾きやすさを考えてそれほど太くはしなかった。
1フレットで21.5mm
12フレットで25mm
これも白蝶貝1枚を切り抜いたロゴ。